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JOURNAL #33

つながること

うさぎも、
きつねも、
シカも、
クマも、
カエルも、
私も、
ん?春なのか?と土から顔を出してしまうほど

ポカポカだった今日は新しい器の打ち合わせで土岐へ行ってきました。

彼と話すのは実に楽しいんです。

10年近い仲なので打ち合わせで飛び交う言葉も
他の人からすれば全く訳の分からない比喩表現や擬音語ばかり。

言いたいことがグイグイ伝わる感覚をもてるのは、
モノを考える役割の自分としては本当に心地いいものです。

とても印象的だったのは
ある釉薬の色の出を試しているときでした。

彼が自信あり気に一緒に釜出しをしようと言ってきたので、
二人で釜の蓋を開けたその時の彼の第一声、

「うわぁ、秀吉ーーーーーー!」

笑いました。

本来その釉薬は鈍い光沢を放つものだったので
出てきたその卑猥なほどのギラギラに思わず出た言葉だったようです。

でも笑い以上に私に響いたのは、
明けた瞬間、私も同時に

「大阪城。。。」
と思っていたからです。

これです。私が「つながり」だと思っていることは。

これが木工家やメンバー内でも同じような感覚があるのです。

よく頭の中でシナプスがつながると言いますが、
シナプスは他人と結合することもできるんじゃないかと思ってしまうくらいです。

これはシステマチックな中では難しいことだと思いますし、
それが私達の差別化でもあると信じています。

例えばボーリングをしていたとします。
あなたはストライクを出した時にするハイタッチに
言葉には言い表せぬ高揚感を感じたことはありませんか?

「触れる」ことなんだと思います。
物理的でもいい、精神的でもいいから人に触れること。

人に触れ、その温度を感じること。

その両者に嘘や偽りが無ければ、必ずどこかでつながっていけるはずです。

最後にこの釉薬の色の修正指示をどうしたかって?

もっと武者感MAXで。

これで全部が伝わります。