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JOURNAL #35

夜の街

先日、 ずっと見たいと思っていて見れなかった映画を見ました。
それがこれです。

「ミッドナイト・イン・パリ」

基本的にはコメディなんですけどなかなかいいお話でした。
見たことある人も多いとおもいます。

婚約直前のカップルがパリへ旅行、
主人公は売れっ子映画脚本家でありながら、
どうしても小説家への転職を夢見る、
懐古主義者。
婚約者の彼女は現実主義者。

そんな二人がパリへ旅行に行き、
そこでばったり彼女の友人カップルに出会います。

その友人の旦那がなかなか頭脳明晰で
パリの芸術にとにかくウンチクをこねこねする
いけ好かない奴だった。

彼女も彼の肩をもち、
なんとも言えない悔しさとやるせなさを抱えて
真夜中のパリの街を歩いていくと
そこは、、、、

見てください。

この映画、お話もすごく良かったのですが、
私がいいなと思ったのはやっぱり
パリの夜の風景と人。
まあ映画なので作られた世界ではあるんですけど、
こんな雰囲気の夜があったらいいなとつくづく思いました。

私は夜が好きです。
暗くなって、人も少なくなり、
目や耳に入ってくる情報が昼よりもうんと少なくなるからです。

田舎育ちなので、
小さい頃は夜になると
田んぼにある鉄塔をじっと眺めていました。
あの不思議な感覚がなんとも忘れられません。。。

ふと夜の街を中心に都市計画したら面白いのになと思いました。
といってもいかがわしいものやガヤガヤしたものではありませんよ。
川のほとりで友人や彼女や奥さんと
ゆっくりお酒を飲めるようなそんな街だったら住んでみたいです。

友人に聞いた話なんですけど
ポートランドでは夕方になると、
街の人がワインボトルとグラス2つをもって
夕日の見える土手に集まるのだそうです。
そこで騒いだりするわけではなくて、ただ夕日が沈むのを眺めながら
ゆっくりお酒を飲む、それが日常であり当たり前なのだそう。

なんとも羨ましい暮らしです。

グラスを傾けて、
たわいのない話をする。
街灯が映る水面を眺めながら
少し冷えてきたらゆっくり帰ろう。
ウンチクこねこねはもちろん無しで。

今日もいい夜、ロマンチックは不滅です。