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JOURNAL #56

大黒柱で背比べ

今週末は家具の新しい商品の打ち合わせと、
ご注文いただいているダイニングテーブルの進行状態を確認に
工房へ行ってきました。

冬はイベントが減るので必然的に新商品を考えるのが恒例行事になっています。

といっても去年からなので恒例とは言えませんが。。。

ダイニングは、

天板材は乾燥させていますが、

脚回りの加工をはじめるところでした。

無垢材の家具は形も重要なのですが、

もう一つの醍醐味として「木目」があります。

木目のいい箇所をチェックして、デザインに合わせてそれをどう組み合わせるとさらに良くなるのか。

脚は向かって柾目を正面にするのか板目を正面にするのかなど

これをこだわるかどうかで仕上がりは全く別のものになってしまいます。

職人と意見を交換しながらよりいい木目をいかに効率よく取るか、

あーでもないこーでもないといいながら、今日、木目の並びが決まったところです。

このダイニングは1月中には東京へ納品になります。

この木目も見てもらえたら嬉しいな。仕上がりが楽しみです。

このダイニングテーブルは家具、食器を担当している私がひときわこだわった商品です。

素直に「職人」「道具」「木材」それぞれがちゃんと交わった商品を作りたかったんです。

「無垢の家具ですよ」「木のぬくもり」、そうゆう謳い文句は避けたかった。

もちろん無垢材はいいものですし、

木材は人間が遥か昔から関わってきた材料なのでDNAレベルで暖かみを感じられるのもあります。

でも私達には大きな工場があるわけでも、

全自動で木材を加工してくれるハイテク機械があるわけでもありませんから、

せっかく人の手で0から10まで作るのであれば、

職人の手仕事が残る揺らぎが感じられるようにしたい、

昔ながらの道具の使い方を工夫して今の時代に落とし込みたい、

使う人の人生という限られた時間の中で最大限変化を体感できる素材を使いたい、

この3点にとにかく集中して形を考えました。

私どもの商品でも、他社さんの商品でもやはり私が皆さんに伝えたいのは

ちゃんと素材と作りにこだわった家具を選んでほしいということです。

家具はこの10年間で、

ミッドセンチュリーから北欧、そしてアメリカンアンティークと

家具の寿命でいくとかなりの短いスパンで流行が変化してきました。

でも流行は同時に飽きを生むものでもありあます。

皆さんのご実家に兄弟で身長比べをした柱はなくなってしまったでしょうか。。。

道具と暮らすってそうゆうことのように感じます。

自分らしく使って、家族が増えて、家族の時間と一緒に丸くなっていくものです。

この東海エリアは高い技術をもった木工職人さんがひしめき合う激戦区です。

おおらかな方から一目会っただけでおしっこちびっちゃいそうな仕事に厳しい方まで、

そんな中で私達も豆粒サイズではありますが家具を作らせていただいています。

大事な人と長い時を過ごす暮らしの中で、

本当に大事にできる家具や道具を見つけられてはいかがでしょうか。

いい家具やいい食器やいい料理、そこに人の営みが見えて初めて

豊かな暮らしというのだと私達は思っています。

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