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JOURNAL #13

本物の存在感

家具部門で使う木材の荒木取り作業を見てきました。

「荒木取り」とは製材作業の一つで切り出したままの木材の表面をならし、厚みを均等にする作業を言います。

この作業後は1週間という時間をおいて、木材を自由に動かします。そうすることで家具にした後の動きを軽減することができるんです。

WELDの家具はブラックチェリーという木材を中心に展開していきます。

ブラックチェリーとはその名の通りサクラ属の木で、木肌が緻密で非常に仕上がりが美しくなります。
しかし美しく仕上がる木材は他にも数多あります。

ではなぜWELDはブラックチェリーなのか?

それはブラックチェリー最大の特徴でもある「色の変化」です。

切り出したばかりのブラックチェリーは薄いピンクのような色で繊細な美しさがあります。その薄いピンクは日々色濃く変化し、年を追うごとに深い紅褐色になり重厚感がどんどん増していくんです。

それは着色やエイジング加工では決して表現することのできない、
インテリアの顔となる「本物の存在感」です。

変化が非常に早い。
そして日々味わい深く変化していく。

人の暮らしも一緒だと思いました。

その日その瞬間にしか出会えない
自分があり、
仲間があり、
恋人があり、
家族がある。

だからブラックチェリーは人の暮らしにつながる木です。

そんな理由でブラックチェリーなんです。

今回荒木取りをしたこのブラックチェリーも今日まで変化してきた表面を一度リセットし、また新たに時を刻み始めました。

人の暮らしに美しく馴染んでいく、そんな家具に仕上がると信じています。