WELD SUPPLY CO.
Journal #007

3.ニューヨークとクリエイティブ

ニューヨークという街は、
自由な国なだけあって表現もまた自由奔放。

タイムズスクエアに代表される、
とてつもなく大きなADをはじめ、
ネオン管のギラギラ光る夜の街は広告さえも眠りません。

ニューヨークの街では、リーガル、イリーガルを問わず、
あらゆるアートに巡り会えます。

ニューヨークを訪れたことがある人はご存知かと思いますが、
信号柱にタイルのモザイクアートが施されているものが多数存在しています。

なんでも、市内に住むおじさんが何の許可も無く電柱に勝手にタイルを貼りはじめたんだそう…
その一本一本にはしっかりとテーマがあり、イーストビレッジの信号機には日本をテーマにしたものも存在しています。

どんな場所でもどんなモノでもアートにしてしまう。
あらゆるアートが溢れる街は明るく感じます。

もちろん、それを良しとしている行政の懐の深さにも感激します。
日本では取り壊されて、下手したら逮捕です…。

そういったイリーガルなアートも面白みの一つですが、
リーガルの方でも、

「kinfolk」など世界的に注目を集めるクリエイティブ集団も多数拠点をおいています。

「言論・表現の自由」と言いますが、
その実態は2種類に分かれていると思っています。

インターネットの書き込みサイトに見られる
ネガティブな「言葉」にしてしまうより、

ポジティブな「表現」に変換してしまった方が
「人は街の中で豊かに生きられる」んじゃないかなと感じました。

写真はたまたま入ったショップのトイレの壁にかかれていたイラストです。
そのお店のスタッフや友人だそう…

なんとも…なんとも…かわいいです。。。

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