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JOURNAL #97

暴れたがってるってハマってる

今週末はイベント等で知り合った方々とバーベキューをしました。
ここのところ作業続きだったので、
いわゆるワークライフバランスが完全に崩壊していたこともあって
とてもいい気分転換になりました。

場所は木工の工房がある美濃市の河川敷です。
トイレも完備されているので多くのファミリーで賑わっていました。
気楽に楽しめるのでオススメです。

名古屋からでも車で小一時間で大自然に触れ合えます。
名古屋のいいところ。地の利ってやつ。

普段はエアコンのなんともたまらない極上の冷風に涼みながら
目の前に広がる広大なネットに接続した無限箱をひたすら眺め
世界中のあらゆるモノコトに感動している私も、

サラサラと流れる川の水に太ももまで浸して涼み
深緑の木々の雄大さと水面に映るキラキラした光を眺め
自然の中に身を置くことの贅沢さに感動しました。

どっちも最高です。

エアコンの冷風も
川の水も。

パソコンの中の広大なネットワークも
大自然の壮大なスケールも。

カップラーメンも。
オーガニックなカフェごはんも。

なんで今、デジタルネイティブであるアメリカのミレニアルズの間で
アウトドアが流行っているのか、ちょっと体験した気持ちになりました。

といっても私も「ド」が付くほどの田舎育ちで
小さい頃から父親にキャンプに連れて行かれていたので
アウトドアの魅力は十分にわかってはいるのですが、
デジタル世代でありデジタルの中で仕事をする彼らがなぜアウトドアなのかとは
少し疑問に思っていたんです。

デジタルの捉え方がまず違うんでしょうね。
どうも日本ではデジタル=こんな人みたいなところが根強くて、
それが原因でデジタルに拒否反応を起こす人たちがいるように感じます。
でもミレニアルズたちにとってデジタル世界というのは単なる手段なんだと思います。

そりゃ川に足入れりゃ気持ちいいの当たり前でしょ?

たまにさ、カップラーメンいきたくなることない?

欲しい服が移動せずに買えるインターネットって最高じゃん?

wifiどこ?

主義よりリアル、そんな感じがします。

ゆらぎの中で他者とつながりを持ちつつ、
個の意思をしっかり持ちながらも情報を並列に共有して
各々が各々にアップデートしていくイメージです。

アップデートしたがっている、つまり
ステータスを上げたいという欲求、
個人でセルフブランディングしているわけです。

皆さんもやったことがあるであろうRPGゲームに
キャラクターのステータス欄がありますよね。
あのアイコニックな六角形の項目それぞれに
その人なりの興味関心が組み込まれていて、
それを自然界でもデジタル世界でも、
受けた経験値を生かして自分をさらに向上させたい、
そんな欲求に満ちているんだと思います。

それはやはりインターネットの普及で
宗教や組織で個人を縛り付けることができなくなってきたから
必然的なことなのかもしれませんし、
今後もさらにそうなっていくことは間違いないでしょうね。

しかし侮れないのがミレニアルズの興味関心の移ろうスピードです。
彼らにとってハマる隙間を見つけても、それは瞬間的に空いた隙間にすぎないんです。
物事には時間軸があり
今、それはとんでもなく早いスピードで咀嚼され吐き出されているのが現状です。

だからこそ篩の中にコロっと残るのがステータスだと私は思っています。

あっ!またまたえらくつまらないことを書いているのに今気づきました。
毎度ごめんなさい。

気分転換のつもりのバーベキューでこんなことを考えているなんて
僕の頭はいつからかどうかしているんだ。。。

ようするに今多くの人が、

胸の奥でマグマのように熱いものがうごめいている。
胸を引き裂いて今にもそのマグマが
おもいっきり吹き出してしまいそう。
両手をめいいっぱい横に広げて、
そして普段街中ではでは出すことのできない
精一杯の大声で叫ぶ。

吹き荒れる風よりも、 凪いだ海のように
暴れたがってる。暴れたがってる。暴れたがってる。