WELD SUPPLY CO.
Journal #037

家庭は過程なのかなぁ

打ち合わせで東京に行ってきました。

東京へは去年秋に行って以来だったので、
その間にできた新しいお店や行けていなかったお店などを回ってきました。

今週末は少し肌寒さもあったけれど、
降り注ぐ光や植物の色は完全に春です。

今回も色々なお店を回ることができてとても刺激的でした。

写真はまわったお店の中の一つです。
(カフェラテとホットドックをいただきましたが本当に美味しかった)

お店の外観を撮るつもりだったのですが、
元気いっぱいの小さなお客様が必ず入り込んでカメラ目線を
ばっちり決めてくださるので撮りました。

でも顔出せないので心苦しくも加工しております。
(元気いっぱいのとっても可愛い子でした)

あまりにこの子がきゃっきゃと歩き回るので、
お父さんも苦笑いを浮かべながら簡単な挨拶をしました。

いい春ですね。。。

この親子もこの話題のカフェを目的に来たのでしょう。

話題のカフェやお店に行くというライフスタイル。

雑誌なんかではライフスタイルとは
一日の中の予定をどう充実させるのか、
憧れのあの人はどんな休日の過ごし方なのか、
朝はコーヒースタンドに行って
昼は話題のイベントに行ってなどなど、
そんなことが中心的に書かれています。

でもこの親子を見ていたらライフスタイルって、
そうゆう「目的」だけではないような気がします。

たしかにこの親子は話題のカフェを訪れて目的を達成した。
目的を達成したことで満足感を得た。

それも確かな充実です。

でも今日という日を過ぎると、
きっと今日のことをこんな風に思い出す。

「桜の木の下で大はしゃぎをする息子と一緒になって遊んだよ」

ライフスタイルの中で
「目的」は満足感を与えてくれる。
でもその目的の前にある「過程」は後の記憶として
幸福感を与えてくれる。

その瞬間を自覚できたらすっごく幸せなんだろうなぁ。
(常日頃それを自覚するのはとても難しいでもんね)

結局思い返してみれば記憶に残っているのは
ほとんどが「過程」なんですよね。

街に出かけた時のたわいのない会話の記憶。

一緒に料理して笑った記憶。

桜の花びらの中で子供がはしゃいでいるのを見ていた記憶。

いい春ですね。。。

花粉もしっかり飛んでおります。。。

なんかすっごく当たり前なことを書いた気がするんですが、
なんか春ってそうゆうことを何か再確認させてくれるような雰囲気があるんですよね。

街行く人も明るく元気でとっても心地いい季節。
これから楽しくなりそうです。

あっ
そういえば渋谷駅で凄く大きな声で女性に声をかけられて
久々にドキッとしたんですけど、

振り向けばその手にはハンドスチーマー。。。

ハンドスチーマーでシャツの皺を伸ばす体験イベントの呼び込みの女性でした。

「お姉さん、私のシャツの皺はこうゆうデザインです。。。
あぁあぁもう少し小さい声で話してください。お願いします。
だからこの皺は伸ばしません。
恥ずかしいからもう少し小さい声でお願いします。。。」

インスタグラムちょこちょこ更新しております。
良かったら見てください。

Back