WELD SUPPLY CO.
Journal #093

バンドを始めました

私達はバンドを始めました。

嘘です。いきなり嘘つきましたw

失礼しました。

なんだろ、最近社会人ていう言葉の響きがしっくりこず。。

いい大人がピーターパンみたいなことを言っていてはいけないのですが、
もともと仲良し友人の集いであるWELDにとっては、
アトリエに行くと大学時代の様に「おっすー」ですし、
各々の作業中もたわいの無い会話で脱線し続けたり、
アトリエに遊びにきてくれるお客様や業者様との距離感も独特で、
(もちろんその方の空気に合わせますが、大人なんで)

いや、お客様、業者樣もしっくりこない。

ああむず痒いです。。。

今年の後半はそんな事が頭の片隅にありながらも、
出店ではしっかりしないと、いつどこで誰に見られているかもしれないし、
なんて葛藤が常にありました。

ああむず痒いです。。。

痒い、痒い~

そんなタイミングで、ここ2年程前からフツフツと自分の中でハマっている
オーストラリアのバンドがいて、
なんかここ最近ギュイーンと売れたらしく、
久々Youtubeでライブ映像を鬼見していたのです。

テテテッテテッテ♪
テテテッテテッテレ♫

みたいな感じです。

どんなバンドかはさておき、いい曲ばっかなんすよね。。

ライブ映像見ていてふと思ったんすよね。

俺らもバンドに近いのかなって。
それぞれに役割があってさ、
一つのモノ、必死に作っています。
作曲して、歌詞書いて、そんで
作り手のニュアンスもジャズみたいにセッション的に取り入れて。
そんで出店って現場でライブするみたいな。

一般的なモノづくりってある程度、流通のフォーマットに乗っかった形で
商品・作品が世の中に出ていく。
そんな流れの中では社会人ってしっくりくるんだろうけど、
私達はその流れに乗ってない、いや乗れてないw、乗り方がわからないww
つーかどうでもいいwww

あっ俺、バンドやってんだって思った瞬間

ピタッと来たというか、貯めたテトリスの端っこに長い棒入れた瞬間っていうか

とにかくしっくりきた。

全然痒くない。

こんな真冬の乾燥した空気の中、痒くないんですよ。

てかみんなバンドなんじゃね?
少なくとも複数人いて何かを生み出してればバンドしょ?

建築設計事務所だって、
それこそ役割分担があって、新築をアウトプットって形でライブしてるっしょ?

ビルの清掃員の方だって
汚いところから綺麗を生み出す職業とすれば
各フロアの担当がいて、バンドっしょ?

みんなやってるっしょ?

なんか世の中に出してるっしょ?

そうっしょ?

バンドってニュアンスを頭にインストールしてブログ書くと
「〇〇っしょ?」が増える事が分かりました。
完全に偏見しておりました。すみません!

でもバンドだって軽々しいわけじゃないですから。
人に自分で作った曲を聴かせんるんですよ?
それだけでも私だったら顔から火を吹きそうなのに。
それだけ裏側は真面目に誠実に取り組んでいるという事ですよね。

そして何よりバンドはライブですよ。

ライブが良くないバンドは全然アガらないですもん。

みんなライブにソウルを感じに行くんです。

エクスペリエンスですよ。ライブは。

そう思うと、そこがモノづくりの流通において
私達がちょっと違うところですかね。

メーカーは作って卸す。作曲家かな。

セレクトショップがライブする。演奏家かな。

そう言う意味では私達は、
自分で企画して、自分で作って、自分で売っていますから。

だからライブを大事にしていきたい。

私達のライブは、いわば出店です。
お客様の前に立って
声を出して自分たちの作っているものを届けています。

でも野外フェスみたいなイベント出店だけでは良くないですよね。

春と秋の季節限定ですもん。

それじゃサザンですやん。

それじゃ広瀬香美ですやん。

それじゃTUBEですやん

(ただの例えで上記が悪いわけではないですよ)

ちゃんと自分たちの声を常に届けられるように
今、ステージ準備しています。

2020年は野外フェスだけじゃなくて
そのステージでライブしますよ。

俺たちは

ありがとうございました。

なんてソウルの込もってない言葉は選ばないさ。

みんな愛してるぜぇーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

せんきゅう!

2019年、みなさんのおかげで本当にいい年になりました。
来年は新しい挑戦を色々としていこうと思っていますので
2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

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